2001年12月

「セリエA前半戦総括(全6本)」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの12/31版。今回は上記のようなタイトルで、インテル、ミラン、ユーヴェ、ローマ、ラツィオ、キエーヴォの6チームを個別に取り上げました。多少Tifosissimo!!!風味。

「列強分析・イタリア:DNAに刻まれる“伝統の”スタイル」<Soccer Digest増刊「2002年ワールドカップ展望&ガイド」>
 ダイジェスト別冊のW杯ガイドブック。後半の主要国戦力分析でイタリアの分を書きました。

「セリエA第16節:キエーボを下したローマ、インテルと首位争い」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの12/24版。そろそろローマが出てきました。キエーヴォ戦は、10月頭のユーヴェ戦とまったく同じような展開。中盤の組織的なディフェンスで中央、サイドすべての侵入口にしっかり蓋をすることに全精力を傾け、得点はセットプレーか相手のミスかトッティのスーパープレーかで決めればいいという、虚無的なほどにシニカルな戦術でした。さしものキエーヴォも健闘したものの結局お手上げ。

「セリエA第15節:ミランを叩いたローマ、キエーボと首位に並ぶ」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの12/17版。12月11日、インテルの名物副会長、ペッピーノ・プリスコ弁護士が、80歳の誕生パーティではしゃぎすぎて、数時間後に不調を訴えて入院、そのまま帰らぬ人となりました。溺愛していたロナウドが復帰初ゴールを決めてインテルが単独首位に返り咲くという、ここ数年で最高の瞬間に迎えた誕生日の大往生でした。インテリスタではないぼくでも、あのペッピーノ節がもう聞けないと思うと残念です。ご冥福を祈りたいと思います。

「カルチョ解体新書vol.15:イングランド代表編」<World Soccer Digest誌・12月20日発売号>
 ワールドカップ・モードに入った勢いで、これからはなんと毎号掲載に昇格。アルゼンチンに続いて、同じ地獄のF組にはまったイングランドが今回の分析対象です。乞うご期待。

「イタリアクラブ探訪vol.9:パルマ」<World Soccer Digest誌・12月20日発売号>
 また1ヶ月休みが入ってしまいましたが、コードネーム"Viva! Provinciale!!" の第9回は、予告通りパルマです。“史上最強のプロヴィンチャーレ”から“史上最小のビッグクラブ”への脱皮はなるか?と思っていたら、このままだとそれでどころじゃないですね。とはいえ、内容的にはそんなに酷いわけではないと思うんですが…。それはそれとして、親会社パルマラットの売上高が、パルマの経営に乗り出してからの10年間で14倍にも伸びているのには驚きました。

「セリエA第14節:インテル、復活ロナウドのゴールで首位を守る」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの12/10版。回りがやいのやいのと催促するにもかかわらず、決して無理をさせなかったクーペルの見識に脱帽です。ロナウド本人も、自分のレパートリーをひとつづつ試すようなプレーぶりでしたが、ゴールまで決めて試運転としては上々。
 ちなみに、このコラムの11月2週からの4回分のタイトルは以下のようなものでした。
 ・ミランとパルマ、監督交代で出直し(11/11)
 ・セリエA第11節:首位キエーボ停滞でますます混戦模様(11/19)
 ・セリエA第12節:ラツィオの復調とユーベの停滞(11/26)
 ・セリエA第13節:キエーボ敗れインテルが首位浮上。審判の判定に非難集中(12/03)

「カルチョ解体新書vol.14:アルゼンチン代表編」<World Soccer Digest誌・12月6日発売号>
 今回からはこの連載もワールドカップ・モードに入り、有力出場国の分析が続くことになります。まず手始めは優勝候補筆頭のアルゼンチン。今ワールドカップを開催すれば間違いなく優勝するでしょうが、来年6月だとどうでしょうか。

2001年11月

「アンチェロッティ、ミラン監督就任の舞台裏」<World Soccer Digest誌・11月15日発売号>
 直前までパルマの監督就任が濃厚だったアンチェロッティが、土壇場でミランに収まった舞台裏をレポート。就任数日前に会った時の裏話もあり。レアルからもかなり真剣なオファーがあったという話は書き忘れました。個人的には、サッキDT、アンチェロッティ監督のパルマが、2-3年かけてほんとうにいいクラブ/いいチームを作るのを見たかった気がしますが、まあ、パルマよりはミラン、というのは選択としては順当でしょう。

「『知恵蔵2002』ワールドカップ特集」<朝日現代用語・知恵蔵>
 朝日新聞社の現代用語事典『知恵蔵』2002年版(11月15日発売)のワールドカップ特集を、ほんの一部ですが執筆しました。「キープレーヤー2002」という、アジア以外の出場国の注目選手26人を紹介するページ(全員分のコメント)、および欧州サッカーに関するページの「各国リーグの日常」8項目です。たまたまこの種の現代用語事典を購入しようと思っておられる方は『知恵蔵』をどうぞ。

「イタリア式デカテマスカ?」<Number誌・11月15日発売号>
 上の2つに続いてこれも11月15日発売。カルチョ界きっての有識者3人(アリーゴ・サッキ、アゼリオ・ヴィチーニ、イラリオ・カスタニェールという豪華メンバー)に、チャンピオンズ・リーグにおけるイタリアのクラブの戦いぶりを、イングランド、スペインと比較しながら語ってもらうという興味深い企画です。掲載誌ではどうもこれまで、イタリアサッカーは守備的でけしからん、あんなサッカーはもうダメ、という大雑把で底の浅い論調が支配的だったので、今回は、どのようにけしからんのかをきちんと探求させていただきました。ちなみにタイトルはぼくがつけたものではありません。もちろんページの背景色も。

「セリエA第10節:上位陣足踏みで混戦模様。健闘が光るボローニャ」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの11/05版。ボローニャは、クラブの内部事情がかなり複雑なのにもかかわらず、よく健闘しています。グイドリンは、マレサーニと並んで、重箱の隅をつつき切らないとどうしても気が済まない、セリエAで最も神経質でマニアックな監督ですが、今のボローニャのサッカーはまさに彼そのままですね。でも、クラブの内部事情にもかかわらずよく健闘しているという意味では、フィオレンティーナに勝るチームはありません。マンチョは偉大です。

2001年10月

「カルチョ解体新書vol.13:パルマ編」<World Soccer Digest誌・11月1日発売号>
 今回のお題は「中田のパルマ」。3-4-3の左サイドに入って何もできなかったピアチェンツァ戦の分析は非常に的確だと思います。確かに、マルキオンニとの共存は難しそう。ところで、次回の「イタリアクラブ探訪」もこのクラブになる予定なのですが、ちょっと内部がばたばたしているようで取材ができず、1ヶ月延期になりました。

「セリエA第9節:キエーボ首位固め。パルマは監督交代の危機」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの10/29版。そのパルマなんですが、3-4-1-2に戻したこのヴェローナ戦、両ウイングを開かせた3トップでディフェンスラインを横に間延びさせるという、典型的な3バック攻略法に訴えたマレサーニに、見事にしてやられました。ヴェローナの中盤両サイド(オッド、セリッチ)がかなり前がかりだっただけに、この試合はむしろ3-4-3(senza Nakata)でその背後を衝いた方がよかったような気がします。
 首位キエーヴォは「お見事」のひとこと。先週、セリエB最下位のカリアリで控えに甘んじていたザイール人FWマイエレを移籍金ゼロで獲得するなど、補強もあいかわらず「カネより知恵」です。この間ぼくがセリエC1の試合を観に行った時にも、DSのサルトーリがしっかりスカウティングに来ていました(パルマに短期留学していたU-18日本代表のGKのことをしきりに気にしていました)。セリエA首位という今のポジションは、実はこういう地道な努力の積み重ねなのです。

「ロベルト・バッジョ特集」<World Soccer Digest誌・11月1日発売号>
 ふたつ上で取り上げたWSD誌最新号では、巻頭のロベルト・バッジョ特集にも、コメントコレクト、翻訳などでちょっと参加しています。御本人はここ2試合、出場しゴールを決めては膝を痛めるという繰り返し。両膝とも半月板がもう半分くらいしか残っていないらしいので、あんまり無理をしない方がいいのではないかという気がしますが…。

「セリエA第8節:キエーボ、パルマを圧倒して単独首位に立つ」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの10/22版。キエーヴォが戦う時のベンテゴーディは、イタリアで唯一、殺気だった空気をまったく感じさせないスタジアムです。雰囲気からスペクタクルの内容まで、個人的には過去最高のサンデーアフタヌーンだったかもしれません。イナモトもこっちに来ればよかったのに、と改めて思う今日この頃(ペロッタとのレギュラー争いは厳しかったかもしれませんが)。

「アレッサンドロ・デル・ピエーロ ロングインタビュー」<Number Plus誌「世界戦記2002」vol.3欧州編・10月下旬発売>
なんとあのデル・ピエーロに1時間半、じっくり話を聞く機会に恵まれました。思ったよりも饒舌でびっくり。これまであまり知られていなかった彼のサッカー観、人生観がにじみ出た、いいインタビューになったと思っています。乞うご期待。

「セリエA第7節:インテル、疑惑のPKで独走のチャンスを逃す」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの10/15版。この日はパルマ-ピアチェンツァを観たのですが、一番印象的だったのは「セリエAで今一番コストパフォーマンスの高いセンターフォワード」ウブナーのしたたかさでした。

「イタリアクラブ探訪vol.8:ピアチェンツァ」<World Soccer Digest誌・10月18日発売号>
 1ヶ月休みが入ってしまいましたが、コードネーム"Viva! Provinciale!!" はまだまだ続きます。セリエAに5年間踏みとどまる間、ずっと外国人選手抜きで戦ったのは何故だったのか、という内幕なども含んだ、興味深い内容です。次回は、エミリア街道沿いのすぐ隣りにある、最もプロヴィンチャーレらしくないプロヴィンチャーレを取り上げる予定。 ところで、毎月第3木曜発売のWSD誌では、「カルロ・アンチェロッティのS級カルチョ講座」にもご注目。第3回もまた、強力かつディープです。

「トラパットーニの抱える爆弾」ISIZE sports "2002CLUB"
イタリア通信vol.137。再開したものの、更新のペースがなかなか上がりません。申し訳ない。前回の「攻撃サッカーというスキャンダル」は前編のまま止まっているのですが、それはちょっと横に置いておいて、今回はイタリア代表まわりのレポートです。すぐ下の文章のロング・バージョンですね。
(追記12/12:諸事情あって「2002CLUB」の連載は更新凍結中です)。

「W杯欧州予選第8組:イタリア、精彩を欠きつつもハンガリーを下し出場権確保」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへ週1回送るコラムの10/07版。しかしトッティがあれだけスーパーだと、トラップにはああいうサッカーしかできなくても、それはそれで許せるような気がしてきます(但し前線にヴィエーリがいることが条件)。

「カルチョ解体新書vol.12:アズーリに死角はあるか?」<World Soccer Digest誌・10月4日発売号>
 ついにこのシリーズも1周年。初回と同じくイタリア代表の分析です。いつもながら興味深い視点が盛りだくさん。担当してくれているシモーネ・ボルディーニは、平均年齢22歳(先週は先発に10代が4人)のモンツァ(C1-A)を率いて、中位で踏ん張っています。ちなみに、最初の2回を担当してくれたマウリツィオ・ヴィシディは、同じC1-Aのトレヴィーゾを率いて現在首位。こっちは本来ならBでプレーしているような選手ばかりのチームですから、順当といえば順当です。

「セリエA第5節:ローマ、アウェーでユーヴェを下す。インテル単独首位へ。」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsへのコラム送信は10月から諸事情あって週1回(毎週月曜)になりました。ローマはこのユーヴェ戦1試合で復活してしまった印象。中央3人、両サイド各2人の7人で守って、攻め口を完全に塞いでしまった格好でした。逆にユーヴェは、最前線に4人も張りついて中盤がスカスカ。勝負を分けたのは監督の采配だったような気がします。

2001年9月

「移籍マーケット最後の追い込み。グアルディオラ、ブレシアへ」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの9/27(木)版。しかしグアルディオラは、その後まったくといっていいほど話題に上りません。ブレシアのようなプロヴィンチャーレには、『ガゼッタ』や『コリエーレ』も専任の番記者をつけないので、普段から練習場に毎日通っているのは地元紙の記者数人くらい。何かがないと記事にもならない(逆にビッグクラブだと何もなくても1ページは使う)ので、仕方ないのかもしれませんが。

「セリエA第4節:ユベントス、レッチェで引き分け。ミラノ勢が首位に追いつく」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの9/24(月)版。モンテーロかダーヴィッツか、どちらかにもう少し自制心があれば、ユーヴェは過去2シーズンともスクデットを獲っていたのではないかという気がします。最近、ヴィエイラ(アーセナル)とダーヴィッツの交換という噂話が一部マスコミで飛び交っていますが、これもダーヴィッツの出場停止の多さにモッジが愛想を尽かした結果、との説あり。

「ラツィオ・ゾフ監督解任が決定的。新監督はザッケローニ」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの9/20(木)版。実際の監督交代は21日でしたが、週の頭からすでにその空気は漂っていました。ゾフはクラニョッティからのクラブ会長就任(復帰)の要請を拒否。当然でしょう。

【番外編】NAKATA―中田英寿イタリア戦記―(翻訳)<朝日新聞社・9/21発売>
 イタリアで2月に出版された「Un giapponese nel pallone」(Stefano Boldrini著)の翻訳。イタリアに来てからの2年半をクロノロジカルに俯瞰できる内容です。四六判上製288ページ、定価1600円。一家に一冊。
原書のタイトルは、意訳すると「カルチョの国の日本人」という感じでしょうか。版元は、WSD誌に連載後1冊になって出版されたロベルト・バッジョのバイオグラフィー「神の恩寵を受けた男」と同じLIMINA社。「中田本」の翻訳は、ペルージャでの最初の半年間を新聞報道で振り返った「飛躍 中田英寿」(講談社文庫・99年3月)に続いて2冊目です。

「セリエA第3節:ユーヴェ単独首位。ローマ勢は出足で躓く」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの9/17(月)版。ローマは、補強を巡るカペッロとセンシの対立といい、優勝ボーナスを巡る茶番劇(チームがマスコミを通じて優勝ボーナスの支払いを要求し、サポーターに叩かれて慌てて取り下げた)といい、「祭りの後」という空気をずるずる引きずったまま新しいシーズンを迎えてしまったような気がします。ラツィオではすでに監督交代(ザッケローニ?)の噂が飛び交っていますが、これだけチームをいじった以上、ゾフに時間を与えるのが筋というものでしょう。

「カルチャトーレ・中田英寿」<一冊の本(朝日新聞社PR誌)9月号>
 上記「NAKATA」について、訳者の立場から書いた紹介エッセイ。掲載誌は同書の版元、朝日新聞社のPR誌なんですが、1冊100円とは思えない内容の濃さでびっくり。商売を考えてないからこんな充実した雑誌が作れるのかもしれませんが。

「カルチョ解体新書vol.11:ユヴェントス01-02」<World Soccer Digest誌・9月6日発売号>
 今回は、開幕戦でヴェネツィアを4-0と一蹴した「リッピのユーヴェ」が分析対象。このユーヴェといい、キエーヴォといい、今シーズンは4-4-2の復活が目につきますね。ソリッドでシステマティックなサッカーを目指すなら、トップ下を置くよりサイドに上下2人づつ置いた方が組織としてはずっと機能しやすいだけに…。
WSD誌といえば、9/20発売の次号、「イタリアクラブ探訪」は残念ながらお休みです。次回(1ヶ月後)の予定はピアチェンツァ。その代わり、というわけではありませんが、8月から始まった新連載「カルロ・アンチェロッティのS級カルチョ講座」(これはコーディネートと翻訳を担当しています)の第2回にご注目。強力かつディープです。

「ファブリツィオ・ラリーニ(パルマSD)インタビュー」<週刊サッカーダイジェスト誌・9月11日発売号>
 パルマのスポーツディレクター、ラリーニに、今シーズンのチーム作りとその中での中田の位置づけについてインタビューしました。イタリアのメディアでも読んだことのない話も含む、充実した内容になっていると思います。掲載は、同じSDでも珍しく「週刊」の方。ご一読あれ。

「序盤戦の意外な躍進で注目を浴びている選手・チーム・都市は?」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの9/13(木)版。選手(ターレ)のことを書いていたら、チーム(キエーヴォ)と都市(ヴェローナ)のスペースがなくなって尻切れトンボになってしまいました。ターレの訥々とした話しぶりの中に、アルバニアに対する信じられないほどの誇りが秘められているのを見ると、愛国心ということについて考えざるを得なくなります。

「セリエA第2節:キエーヴォ連勝でユーヴェと共に首位に立つ」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの9/10(月)版。キエーヴォ、本当にいいサッカーをします。いまどきあんなオフサイドトラップをかけるチームはセリエAでは唯一ここだけ。Bにはもうひとつありますが(南の方です)。

「イタリア、“Bチーム”でモロッコを下すも収穫はほとんどなし」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの9/6(木)版。週末のセリエA、続く欧州カップに完全に気を取られていたイタリア代表でした。リトアニアとモロッコのあまりにも対照的なサッカースタイルが非常に興味深かったです。イタリアはどちらの相手にも合わせてしまい、おまけに振り回されていました。これはちょっとまずいんじゃないでしょうか。

「攻撃サッカーというスキャンダル(前編)」ISIZE sports "2002CLUB"
イタリア通信vol.136。再開したものの、更新のペースがなかなか上がりません。申し訳ない。前編は復活を期すゼーマンの話。後編は3-3-4システムで注目を浴びるチッタデッラ(セリエB)のグレレアンの話(になるはず)です。

「カテナッチョの真髄は攻撃にあり」<週刊サッカーダイジェスト誌・9月4日発売号>
 ちょっとした短いコラムです。頭の中では上の攻撃サッカー話と一体なのですが、そういうふうには見えないかもしれません。守備的なサッカーで何がいけないんだ(と思っている人はカルチョ界には少なくない)という話です。

「イタリア、弱小リトアニアに引き分け出場権獲得は先送り」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの9/03(月)版。完全な走り負けなんですが、それにしても、勝負のかかっていない試合では相変わらず見事に手を抜くイタリア代表でした。

2001年8月

「セリエA全18チーム寸評」<「EUROPA SOCCER TODAYシーズン開幕号(World Soccer Digest別冊)>
 WSD誌が毎年出しているセリエA選手名鑑+シーズン展望の別冊。今シーズンからイタリア、イングランド、スペイン、ドイツ、フランス、オランダの6カ国をカバーするようになっています。昨シーズンに引き続き、巻頭のセリエA18チーム分の寸評を書きました。去年はノークレジットでしたが、今年はちゃんと入ってますね。

「出足で躓いたミランに早くも内外からプレッシャー」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの8/30(木)版。この時には、アンチェロッティがドアの外で待っている!などと書き立てていたマスコミも、フィオレンティーナに5-2で勝つと、手のひらを返したようにテリムを褒め称えています。今年のミランは負け数が多すぎてスクデット争いに絡めない、というのが、ぼくの一貫した予想なんですが。

「セリエA第1節:ルイ・コスタ戦線離脱でミランに暗雲」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの8/27(月)版。ついに開幕。ミランに行っても出番がない気の毒なピルロには、ボローニャ移籍話が出ています。その後、ミランは着々とトルコ化が進んでいます。

「ブレッシア・マッツォーネ監督、開幕直前に突然の辞任表明」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの8/23(木)版。これには、ウルトラスのリーダーがコリオーニ会長を強請るというとんでもない裏話があって、同会長がそのリーダーを名指しした公開書簡まで出すという騒ぎに発展しました。これは一度ちゃんと書きたいと思っているんですが、時間が…。

「開幕まであと1週間。スクデット予想に早くも修正の動き?」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの8/20(月)版。蓋を開けてみれば、本当に好調なのはユーヴェだけ。キエーヴォ(セリエAで一番組織のメカニズムがよく機能しているチーム)とのガチンコ勝負は見応えがありました。後はみんな例によってもたもたしています。

「ナポリとボローニャ:ふたつのクラブ売却話」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの8/16(木)版。その後もフィオレンティーナ、サンプドリア、ジェノアと、歴史と伝統を誇る元中堅クラブの売却話が続々。ヴェネツィアのザンパリーニ会長は、ヴェネツィアを売ってボローニャを買いたいらしいですが…。

「稲本が持っていたもうひとつの選択肢」ISIZE sports "2002CLUB"
イタリア通信vol.135。やっと再開です。稲本がアーセナルとどちらに決めるか最後まで迷ったクラブは…、という話です。アーセナルがインダストリーならこっちはファミリー。「格」や規模で比較にならないことは確かですが…。

「パルマ:ウリヴィエーリ体制が安泰な理由」JSKYSPORTS.com
 Jskysportsのサイトに週2回送っているコラムの8/13(月)版。パルマ話が続きますが、「中田」が主語にならない側面も伝えておかないと、全体像が見えないという気がするので…。

「パルマvsリール:勝因は戦術、敗因はフィジカル・コンディション」JSKYSPORTS.com
 この試合、取材に行ったんですが、プレスルームはイタリア人、フランス人、日本人が1/3づつでした。リール、いいチームですね。

「イタリアクラブ探訪vol.7:キエーヴォ・ヴェローナ」<World Soccer Digest誌・8月16日発売号>
 というわけで、予定通り再開しました。キエーヴォのクラブとしての規模は、日本でいえばJ2の甲府くらいです。マジで。年間予算が中田ひとりの税込み年俸と同じ。それがセリエA。このHPの記念すべき第一稿(イントロダクション)で取りあげたカステル・ディ・サングロ (in B) 以上のミラクルといっていいでしょう。関連でちょっとしたスクープがあるんですが、それは近日再開する「2002club」にて。

「審判団もキャンプで開幕に備える」JSKYSPORTS.com
 8/6(月)版。審判の皆さんも大変ですね。

「セリエA01−02シーズン・カレンダー発表。監督たちの反応は?」JSKYSPORTS.com
 上記コラムの8/2(木)版。中田のパルマはアウェーのレッチェ戦からスタート。これの取材にかこつけて、次回の「イタリアクラブ探訪」は念願の(?)レッチェになりそうです。しかし、レッジーナの理不尽なB落ちが返す返すも残念。

2001年7月

「色褪せたヴィオラ」<World Soccer Digest誌・7月19日発売号>
 破産騒動で揺れるフィオレンティーナとフィレンツェのレポート。フィレンツェのスナップ写真も何点か撮ってみました。その後も動向はずっと追いかけているので、そのうちまたどこかで書きたいと思っています。5月まで5つのクラブを取りあげた、コードネーム“Viva! provinciali!!”こと「イタリアクラブ探訪」は、来月から再開予定。再開第一弾はもちろん(?)キエーヴォです。

「イタリアサッカーQ&A:Domande&Risposte」SPORTIVA
『週刊プレイボーイ』の別冊として集英社から創刊されたスポーツ雑誌『スポルティーバ』のWEB版、「WEEKLY SPORTIVA」で、イタリアサッカーに関するQ&Aのページが始まりました。毎回2つの質問に答えながら、素朴な疑問を解決しつつ、できればちょっとした豆知識を提供しよう、というのが狙いです。毎月1回更新で、これまで計4回(8項目)アップされています。

「移籍マーケット:売れ残った人々(その2)」JSKYSPORTS.com
 JSKYSPORTSのサイトに送信していたセリエA最新ニュースは、7月のサイト・リニューアル以降、コラム扱いになっています。今のところ最新のものは上記。ほかに、以下のタイトルが拙文です。今後はなるべくTIFOSISSIMO!!!風味を打ち出していく予定。
・移籍マーケット:売れ残った人々(その1)
・移籍マーケットの主役たちが語る(その1〜その4)
・「総合エンターテインメント企業・ユベントス」株式上場へ
・クラニョッティ会長(ラツィオ)、辞任とクラブ売却を表明
・ルイ・コスタ、ミラン移籍の内幕―前日夜にはラツィオ行きがほぼ確定していた―

「続・バブルの予感」ISIZE sports "2002CLUB"
イタリア通信vol.134。パルマはややリストラ気味、フィオレンティーナはご存じの通りというわけで、例年ならば市場に出ないような一級品が数多く出回ったこと、9月発効が決まったFIFAの国際移籍新ルールで移籍金の相場が下がることを恐れて、手持ち高額商品の換金を急いだクラブがあったことなども、この「狂乱のマーケット」の原因でしょう。――と書くと、実はこれが人身売買であることがよくわかります。この連載も、例年通りこの時期は夏休み。そろそろ再開します。

「カルチョ解体新書vol.10:ローマ優勝の秘密を探る」<World Soccer Digest誌・7月5日発売号>
 久しぶりのチーム分析は、スクデットを獲ったローマ。しかしもう遠い昔の話みたいな気になりますね。毎回鋭い分析をしてくれているシモーネ・ボルディーニは来シーズン、モンツァ(C1-A)の指揮を執ることになりました(この連載は続行します)。前任者のマウリツィオ・ヴィシディも、おなじC1-Aのトレヴィーゾの監督に就任。ともにBから落ちてきたチームを率いて昇格を目指すという、難しい仕事を引き受けたことになります。動向にご注目あれ。


2001年1-7月分 / 2000年12月以前の分

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